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ケンネルコフと呼ばれるものです。
犬伝染性気管支炎ともいいます。
いわゆる犬のかぜです。
パピヨンや犬には本来風邪という
ものはありませんがケンネルコフの
ように咳をする気管支炎のことを
風邪と呼ぶことがあります。
ペットショップやブリーダーなど
沢山の犬がいるところでは感染しやすいです。
症状は主に咳です。
犬の咳は吐いているように見えますが
咳が主な症状となります。
実際に咳をして唾液を吐くことはあります。
若干の微熱がでることもありますが
ほとんど影響はでません。
感染しても元気さや食欲は正常時と
かわりがありませんが
興奮したときや早朝、深夜などに
咳が強くなることもあります。
通常初期症状は数日でおさまります。
大人の犬では２，３日でなおります。
しかし抵抗力が弱い子犬は長期化することが
ありますのでとりあえず注意が必要です。
原因菌はアデノウィルス２型、
犬パラインフルエンザとなります。
他にも細菌やマイコプラズマが原因菌となります。
人の風邪と同じで治療薬は今のところありません。
細菌が原因となる場合は抗生剤を使います。
咳が強い場合は咳止めを使用します。
パピヨンのいるお部屋の
換気をよくしてください。
通常１週間くらいでおさまりますが
子犬の場合は数週間かかることもあります。
また軽い咳だけが長期間のこることもあります
ケンネルコフで死亡する例はみたことはありませんが
咳が長引くとかわいそうなので早めに治療してあげてください。
「ケンネルコフは犬の風邪です。
比較的回復は早く症状も軽いです。
咳だけは長引いて残ることがあります。」
ケンネルコフ